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アフリカ奮闘記 〜22日目
 昨日、このエイズプロジェクトについてこの感想文を書いて欲しいと、紙が無かったので、色紙を渡していた。トゥマニー夫婦が裏表びっしりフランス語で書いてくれた。本当に嬉しい。俺たちの宝物にしようと思う。ファンタ(35歳)は字が書けないので、言葉でいいか?と言ってくれた。だから 〜OK〜 後姿を条件にビデオを撮った。
この人は、いつもうるさい、よく娘を叱る、よく喋る。だが・・・この病気で去年主人を亡くしたと言う。3歳の子供も同じ病気だ。何という悲しい家族だ。
ファンタは、この風呂に入って元気になったので、働こうと思うと言っている。その通りだ、ファンタ元気になればいいのだ。いつまでも子供たちのために長生きしてくれ。と、肩を叩いて握手をした。
エイズの人の悲しい心をまた見てしまった。何と言うヒドイ病気だ。何の罪も無い子供にまで・・・少し涙が出てきた、他人事ではない、いつか日本もこうなるんだ。

もう昼になる。2人は日本を出発して長旅が始まった。そう言えば思い出したぞ。飛行機の中で、高山の隣の若い日本女性がいた。バンコクに着く30分前に話し掛けてきた。なんでも、高山が東南アジア人に見えたらしく、日本人と仕事の話をしていると思ったらしい。高山が日本人とバレて話し掛けてきたのだ。俺たちの、アフリカでやろうとした事に大変感動したらしく、「日本人頑張れ」と言ってくれました。彼女も薬剤師で、西洋医学の薬に疑問を持ち、漢方系の勉強をするために、フランスに1年半行くと言う。日本人女性頑張っているゾ。
もう1人、フランスの地下鉄のチケットを買えない日本女性がいた。協力してチケットを買って乗った。話をしていると、エイズ国際ボランティアに落ちたらしく、再度アタックすると言うのだ。何と不思議な出会いだ。この人にもアフリカの話しをしたら、目を大きく開いて喜んでくれた。そして、「私もついて生きたい!!」と言った。エイズには、予防しかなく体を39℃以上温めると良い事を、この20代女性が知っていたのには、こちらが驚いた。ここにも頑張る日本女性がいた。
高山が夕食のメニューを聞いて来た。「そうだナ、ヤギ肉はやめてケーキ屋にしよう」と言った。高山がうまそうな焼き鳥の串を買ってきた事があった。食べるとシワくてカタイ・・・何とヤギの肉だったのだ。ヤキ肉とヤギ肉、似ているが大きな違いだ。毎日隣の家でメエメエと言っているぞ・・・。
イスラム今日はヤギを食べても豚は食べないのだそうだ。

トゥマニーが39.6℃を出した。足の怪我で抗生物質を飲んでいる時は体温が上がらない、飲まない方が良いと自分で言ってきた。なぜかその通りの結果になった。  
 医師アグーが突然来た。明日が最終血液検査日なのに早く来た、ギリギリまで待ってほしかったが、今は全員揃っているので仕方がない。検査のデータはすべて日本に持って帰る、それも1つの目的だ。いつか役に立つ時が来ることを信じている。本来、国がやらなければならない事を、いち民間人がしかもボランティアでしている。面白いではないか。結果はどうであれ、エイズの人たちに元気を出してもらったし、私は、チャレンジ出来た事に満足している。
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アフリカ奮闘記 〜23日目
1日中家にいる昼も夜もだ。元気酵素風呂マリ出張所がスタートしてから外に出ていない、日本だったら考えられない生活が続いている。会うのはエイズの人達だけ、今は家族みたいになっている。明日でお別れだと思うと淋しくなる。
 トゥマニーが日本の住所を教えてくれと言ってきた。 〜そちらもそうか〜 ソクラテスの奥方も、日本に連れて帰ってくれと言う。日本はトヨタ、ソニー、キャノン、セイコーなど、ここの人にはとんでもない国だと思っているみたいだ。まして、日本の子供は皆時計を作れると思っていたらしい。とにかく日本がNO,1と思っている。そういえば、ボガも日本に連れて帰ってくれと言っていたなぁ、アイツは今、ミキちゃんの携帯電話のゲームにハマッていて、アカイン、アカイン、と必死だ。
 今思い出してみると、オープンの時医師アグー「子供は1人では来れないので親が連れて来る、その親が子供がどんな所に入るか心配なので、自分も1度入ってみたいと言っている、どうか?」と聞いた。親としては当然だョ。しかし体験で入れたのに、親は未だに入っている、しかも給金つきで・・・!今では親が子供に、我慢しなさいと叱っている訳です・・・ハイ。
 メンバーが来ると、まず家の庭にある大きなマンゴの木を見上げる、少し黄色になっていると、そばにある棒でつついて落とす。そして勝手に食べるではないか?
「ウチのマンゴだぞ!!」と日本だったらモメるところは。 〜ここはアフリカだ皆のものだ〜
ザミー39,2℃、カジャト39,7℃、スゴイぞ!今日は自己記録がでた。
顔が真っ赤だ。座り込んで「ジィー」と言う。水の事である。ハイ ジィーと持っていく。
夕方、ケイタが「最終結果は1週間先に伸びる。」と言ってきた。(アフリカでは遅れるのが当たり前もう慣れた?)そして、ヘーイ、今度はマリにいつ来るんだと軽々しく言う。 〜無言〜
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アフリカ奮闘記 〜24日目
昨日はよっちゃん、ケンちゃんが長旅で来たにも関わらず、話が弾んで夜中の2時頃まで盛り上がった。やはり仲間はいい・・・。
 朝は味噌汁だよ、うまかったよ、日本人はやはりこれだ。
今日は最終日だ、どんな1日になるか自分で想像した・・・メンバーが1列に並んで、こちらがお礼の言葉を言って、握手をして、プレゼントを渡して終わる。・・・そう思っていた。
しかし、しかしである、来る人全て、いつものアニソゴマの握手で笑顔だが、何故か暗い。どうしたんだ・・・。皆次々と酵素風呂に入る。俺はいつもの様に明るく新人を紹介しながら動き回った。ふとママの顔を見ると泣いているではないか。一気に最終局面へと流れていった。
 部屋に入るとミキちゃんがうつむいて椅子に座っていたソクラテスが肩に手を置いてミキちゃんを覗き込むように何か言ってた。その側でサリフが通訳をしてた、ミキちゃんはうなずきながら涙を床にポテポテ落としていた。   何だこの空気は!?
ふと気がつくと高山が居ない!ボガに「タカはどこだ」と聞くと指で上を指した。高山は泣いてると思った。冗談じゃないこんな雰囲気の中を俺一人でどうしろというのだ!「高山、高山!」と大声で階段の下から叫んだ。高山が下を向いて降りてきた・・・やはりな。
これは想像もしない場面になってきたぞ。
 外を見ると風呂から出た人も帰ろうとせずに今日はここにいる。
全員集まってもらった。しーーんとした空気の中でソクラテスがこの続きはイブラヒムがやります、今後の連絡は・・・と説明が終わり、今度はミキちゃんがメモを涙声で読み出した。
「この酵素風呂によってHIVが治るならば、本当に神に感謝すべき事。でも、たとえ良い結果が出なかったとしても、あなた方がここ、マリにエイズを治したいという想いで遠く日本から来た事に感謝している。」と、ミキちゃんが涙を流して通訳してくれた。さっきソクラテスと話をした内容だろう。皆頷いていた。それを聞いて私は、来て良かった、想いは伝わったと感極まって輪の中から飛び出して、皆に背を向けて堀の近くで泣き出した。
「フジ、こっちに来い!」と、呼んでいるが、首を横に振り、こんな姿人に見せられない。親が死んだ時以来だよ、こんなに涙を流したのは・・・まいったぜ・・・ よっちゃんも近くに来てくれて「よかったじゃないの」と、涙声で言った。
・ ・・気を取り直して言った「皆さん本当に有難うございました。感謝しています。日本ではこんな時は手を叩いてお別れするのです。」と、私が手を叩いたら全員でパチパチ〜涙のお別れとなった。
想像もしなかったフィナーレになった。その時に思ったもう明日の結果はどうでもいい。これこそ私が望んだものだ。日本から来た甲斐があった。これでいいのだ!!・・・
写真も撮った。後ろ向きでもいいから記念写真が欲しいと思ってのれんの前に行ったら、ゾロゾロと皆集まってきてくれた。あの誰にも知られたくないデンバーも我が子をこちらに来いと呼び、ほっぺの吹き出物はいいが顔は撮らないでくれと言ったトウマニーも、全員前を向いて笑っている。信じられない光景だ、初日では考えられない。顔が写ってるんだぞ!?エイズの人たちが何かの壁を破ってこちらにきてくれた、心が通じたんだ。そう言葉では言い表わせない。カジャトも娘アイシャと大声で抱き合って目の前で泣いている・・・もう俺はダメだぁ〜
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アフリカ奮闘記 〜25日目
 今日は世界エイズデーだ。少しは結果を期待するが昨日の感動の余韻が残っているので満足していた。毎朝、いつも来る人が来ない、店の賑やかさがない。そうか、終わったんだと実感した。
新人を連れて市内観光した、久しぶりだ。2人はやはり初めてなので驚きの連続だったみたいだ。特にケーキ屋に行った時は、本当に鶏肉が来たのでやっと信じてもらえた。

 夜アグーとケイタが結果を持ってきた。ついに来たかと顔色を見た。なぜかニコッとしている。ウン、もしかしたらと期待は膨らんだ。アグーが「スゴイ結果が出た人が数人いる。エイズを殺す自己免疫CD4が増えている。」と、言うではないか。思わず皆で手を叩いた。やったぞー!!次々と出るアグーの言葉は前向きで、この続きをやりたいと言い出した。他の病気にも試したいなどと言って来た。アグーはエイズの患者を1500人持っている。頭痛が、腰が、背中がなど・・・痛いと言う人ばかりなのに、この風呂に入る人は何も言わず、皆調子が良いと言っている。素晴らしいと医者が目の前で言っている。
 私はこの結果を見た2人は世界中のエイズを治すリーダーとなって欲しいとお願いした。世界エイズデーにふさわしい日になった。
出来すぎだよ、昨日といい今日といいありすぎて書けない。
ヘルパーT細胞の結果は1週間後らしい。日本で結果を聞く事になる。 〜これはなにかの始まりだと予感する〜

喜びに浸っているとそこにヒデキが帰ってきた。顔を見ると死相が出ていた。目が落ち込み、げっそり痩せていた。朝食だけで140kmのガタガタ道を自転車で走り帰ったらうどんが食べれる。それだけを考えて、倒れるようにして帰ってきたのだ。足がケイレンしているので皆でマッサージした。 〜凄まじい男だ。本物だ〜 結果はどうだったとすぐに聞いてきた。やったぞ、ヒデキに3時間前の事を話すと、手を握り合って喜んだ。その後はもうお祭り騒ぎだった。
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アフリカ奮闘記 〜26日目
トウンブクトウへ行きサハラの大地を4人で踏みしめた。隣でラクダに乗ってるよっちゃんがこれは、ご褒美よと言ってくれた。ご褒美か・・・期待していたわけではないけど嬉しいものである。高山、ケンちゃんも青い8mのターバンを巻きトワレル族になっていた。初めてのアフリカ観光だった。夜は満天の星を屋上でマットに転がり4人で見た。北斗七星、南はサザンクロスの南十字星が輝いていた。あまりの星の数の多さと美しさで、サハラの夜空をいつまでも見つめていた。そして4人で手を重ねあい、酵素風呂のかけ声を出した。オイシター。
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アフリカ奮闘記 〜最終日
いよいよ明日は日本に帰る。
もう多くは語らないが我々が人類、最大の敵エイズに挑戦した事は事実だ。もう悔いは無い。やるだけやったんだぁ〜。無謀だと思えるこのエイズプロジェクトが成功したのは、我々スタッフだけの力では絶対にここまではやれない。 〜これには自信ある〜 何かの力が助けてくれたと感じるし、不思議がいっぱいあった。

さぁ、高山、皆、胸を張って日本に帰ろう。帰ればまた新しい生活が待っている。
さらばマリ、さらばアフリカ
そして全ての人にありがとう!!

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後日、元気酵素風呂本店倉敷でアフリカエイズプロジェクトパネル展をしたところ、感動がいっぱい伝わり現在も続いている。
これを読んだ人は是非、見に来てください
それと2006年2月にアイシャが死んだことを聞き、大変ショックを受けました・・・6月には高山がマリに行き酵素風呂をオープンさせて帰りました。
元気酵素風呂マリ店はエイズの人は無料です。
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